向日葵ももうそろそろ終わりですね。
岸田首相が30年代半ばまでに最低賃金を1500円へ引き上げる目標を打ち上げました。
後10年といったところでしょうか。しかし物価や社会保険料、その他の税金の上昇などで10年後に1500円というのでは足りないと思われます。
上げないよりはマシではありましょうが。
このことから分かることは、日本政府はますます雇用制度の切り崩しを行うということが理解出来ると思います。
別にこのことからではなくとも、小泉政権時からの非正規労殿拡大、ホワイトカラーエグゼンプションの焼き直しの「働き方改革」、移民受け入れ政策や外国人労働者の使用などから見ても、昭和の頃のような終身雇用制度が当たり前だった時代へは戻らないということです。
しかし未だに理解しない人々がいるのも事実です。
30年前に存在した企業が現在でもあるか?といったら存在する企業もあれば倒産した企業、吸収合併された企業、給料は上がらず存在するだけの企業と様々です。
今からの時代は個人が経済的に如何に自己防衛を図るか?でして、企業がどうとか、インフラがどうとかを個人が考える時代ではありませんし、藤井聡のような昭和の意味不明な「土建国家」の時代ではありません。JRは民営化した民間企業でありますから、我々がJRに対してああせい、こうせいというのは見当はずれな意見です。
また、三橋のような「より賃金を払う為に企業を儲からすべき」というのも嘘出鱈目です。企業が儲かっても企業が労働者に分配する義務など法的にはありませんので。最低賃金があればそれ以上は分配するというだけです。
小泉政権で構造改革を担った竹中平蔵は「トリクルダウンは発生しない」と発言していますから、企業を儲からしても富は滴り落ちては来ませんとなっているのです。大企業を例にとって見てみても内部留保などがたんまり溜まっているのはご存じのことだと思います。
要するに労働者が働いても豊かになれない仕組みの中では、労働者にとって土建だの企業だのはどうでもいい話です。よく「供給力が損なわれればあなたも損をする」と言う人がいますが、競争相手が減り儲かると思えば誰かが投資しますし、人が存在する限りにおいて国民経済は失われません。ちょっと考えれば小学生でも理解出来ることです。
それと「安全保障」とことあるごとに言う人々もいますが、ハッキリ言ってウザいだけですね。何をそんなにビクビクして生きてるのか?と。安全、安全って何をそんなに安全と言っているのかが理解出来ませんし、そもそも自分の身は自分で守るのが基本であって、何もかも他人や国家、企業に丸投げして「自分の安全」を主張するのは馬鹿そのもので間違いですし、誰もお前の安全の為に生きてないってことです。
インフラが欲しければ自分が土建屋で働くことです。これだけは避けて「インフラ、インフラ」と叫んでも馬鹿か?お前?で終わる話ですし、防衛についても同じです。
自分が戦う気概もないクセに「自衛隊さん僕より先に死んでね」は一切通用しません。
現に現実を見てみましょう。
建設業への希望者の倍率です。
各種業界の中で一、二を争う不人気さです。
これを無視して「インフラ整備」と絶叫してみたところで無意味なのが理解出来ると思います。
国が建設業、大手ゼネコンに予予算をつければ建設業に労働者が殺到してモノが出来上がるという時代ではないのです。
インフラ万能論を主張する人は自分が建設業に転職することが大事であり、そうして他人に対しての説得力が初めて生まれます。他人任せや30年以上前の昭和の感覚でモノを言っても仕方ないんですよね。
藤井聡のような大学教授が国や時代の状況を何も加味せず「インフラ。交通」と小学生レベルで叫んだところで、国民一人一人は藤井聡と同じように個人の事情、生活がありそれを優先させますので土建仕事は拡大されません。
事務職の希望が多いみたいですが、それはそうで皆は楽して生活したいのです。事務職がないと知りつつもそれらを希望する労働者が建設業や警備業には応募しないのは何故でしょうか?
給料を含む待遇が悪いからです、つまりそれらの仕事は割に合わないからです。
ここでベーシックインカムなどを導入すれば「仕事なんて何をやっても同じかな」と考える人が出てきて現在不人気な仕事を選んでくれるかもしれません。
要するに仮に経済政策を主張するならば、国に特定の業界や層に予算をつけさせるというよりかは、労働者の待遇改善、国民の生活改善にダイレクトに跳ね返る政策が求められるのです。
インボイス制度の導入も同じであり、インボイスで廃業するしかないならば廃業して他の仕事を労働者としてやればいいだけです。時代の流れが分かってないからこれに反対したり無駄な労力を使うのです。もう決まったことはそういう風に現実がなるので、来月か再来月から始まることに対して今から反対したって仕方がないことです。
そうではなくて「じゃあ個人は決まった枠の中でどうやって生きて行くか?」を考えた方が生き残る確立は高いですし、個人の人生という限られた時間の無駄になりません。
消費税は預かり金ではないとかそんなことはどうでもいい話であって、自民党を選んだ時点でどうにもならないとこはどうにもならないので諦めるとこは諦めて次に行かないとですね。
政府が「こうやります」と言っていて国民は自民党に投票していますから「いあ、そうではない」と言うのは程度問題と現実に即しているかどうかです。30年以上新自由主義をやってきて「新自由主義反対」ってのも、いよいよ自分にお鉢が回って来た人々が言っているだけであり今更感がありますよね。
時代の流れで変わったことに対していつまでも反対と言って運動してたって仕方ありません。
個人が出来ること、しなければならないことは、少なくとも節約生活をしながら積み立てNISAやiDeCoをやって投資をし将来に備える。その観点に立つと大企業には利益を上げてもらって株価を上げてもらうことが正しい選択肢となります。何も無理して無能な企業に終身雇用で雇用を維持しろとか言ってても仕方ありません。
言っても仕方ないことを考えるのはやめた方がいいです。政治は変わらないし世の中も変わりません。その中でLGBT法案などで女風呂や女子トイレに女装した男性が入ってきたりするのは違うとは思いますが、私は男であり別に女性の当事者が声を上げないなら私が言うことでもありません。政治を考えなかった人々や被害者の自己責任として自己防衛して行く時代です。
私は個人的な生き方のポリシーとしては自己責任として他人の為ではなく、頭のおかしい人に対しては差別します。だって私はそいつの為に生きてないですし自分に害がある限り、キモいものはキモいと表現の自由で意思表示はします。いつでも喧嘩上等の精神ですから私自身は怖いモノ知らずではあります。
何はともあれ個人主義社会です。
このところ、また株価が上がりまして運用している資産価値が少し増えてるようです。問題はこの先10年以上経った時のいつ解約するか?です。
ピザを焼いてみました。
ピーマン、たまねぎ、ウインナーをトッピング、
なかなか美味しいです。