旅人の季節と日常

アメブロから引越して来ました。

手打ち庄内蕎麦を食べながら最低賃金引き上げを考えた

本日は二日酔いでめまいと頭痛がします。


ビールだけなら残らないのですが、恐らく日本酒を飲んで、梅酒と飲んだからですね。


実は私は本来お酒は🍶飲めなかった体質と言いますか、現在でも大量には飲めない体質でお酒には弱い体質です。


父親や兄妹はお酒を浴びる様に飲む人ですが、母親は全く飲めない体質で私は母親の体質を引き継いだみたいです。


アルコールに対する体質は生涯変わらないそうです。


思い返せば私は20代の頃はあまり飲まなかったですが、年齢を重ねるにつれて甘いものやお菓子をあまり食べなくなり、その代わりにビールや焼酎を飲む様になってしまいました。


お酒を飲むと嫌なことがどうでも良くなって気持ちいいですからねー。



さて今日は昨日に引き続き肌寒い中、


「手打ち蕎麦かざえもん」に行ってきました。


人気のお店ですから当然ながら土日はお客さんが多いですね。


マスターが愛想のいい方でした。


肉つけ蕎麦に炊き込みご飯を注文しました。



蕎麦粉を選べるお店で今回私は「出羽かおり」を選びました。





量は一人前は少なく感じますが私的には炊き込みご飯も頼んだ為にちょうど良かったです。




蕎麦湯もついて来ます。


お値段はリーズナブルで美味しくいただきました。



その後は「ねむの丘」の展望風呂に行こうか?と思ったのですが、嗜好を変えて「ねむの丘」近くにある国道7号線沿いの天然温泉♨️「はまなす」さんへ。


ここは宿泊もやっている様ですが日帰り入浴400円で格安です。


アルコール消毒や検温装置は飾りと化していました。



泉質は多少ぬめりがあり茶褐色で濁り湯で、湯船は広く、温度もちょうど良かったのですが露天風呂は狭く温めですね。




そして本日は二日酔いを治す為に温泉♨️をハシゴしました。


お次は鳥海温泉郷にある「あぽん温泉」です。


ホテルや🏕キャンプ場が近くにあります。


時折、晴れ間がのぞくものの、雨がパラついたり☔️ハッキリしない天気です。



こちらも入浴料は400円で内湯は熱めでしたが、シャワーの調子がどれも悪く熱湯でした。


何だか「もういいや」と思い露天風呂までは入りませんでした。


風呂上がりに誰もいない西浜海岸の海辺に出てみました。


過疎ってる遊佐町。。。



海岸沿いも波の音と風が鳴くだけで寂しい感じ。。



そんな中、ニュースを見ると派遣社員が暴れたようです。




しかしYahoo NEWSのコメント欄を見ると「自己責任論」が多いです。


現実をよく知らない人々は「自己責任論」を投げ付けて終わりにしますが、愛知県の派遣会社などろくな会社がないでしょうね。特に個人名がついた派遣会社は。小泉政権時には沖縄県で愛知県の派遣会社が若者を嘘の条件で募集し、大問題になり訴訟問題にまでなった事があったと思います。


今回の事件については詳しい経緯は分かりませんが、派遣会社も他の日本企業と同じ様に事勿れ主義でこの派遣社員のクビをきったかでしょうが、そもそも派遣というシステムは止めるべきかベーシックインカムを導入したり、最低賃金を上げるなりしてAという派遣先がダメでもBという仕事に従事できる様なシステムを構築すべきです。


そして派遣社員も派遣会社に就職した気にならない事ですね。派遣会社に限りませんがクソみたいな企業は山ほどありますので、一旦とある会社に入ったからと言って、ずっと在籍する気になってはいけないと思います。


まあ、仮に一般常識に鑑みて派遣会社がしたことが理不尽過ぎるならば復讐するのは正しいと思います。


口入屋なんてのはダニみたいなものですから。


そういう派遣会社を使って派遣先企業も利益を得ながら、理不尽さに問題を起こすと「自己責任論」を投げ付けるなら派遣制度は廃止、今まで派遣社員を使い浮いた利益を引き続き得ようと考えた場合、派遣会社を入れない事により正社員の給与引き下げなどで派遣先企業は対処するしかないでしょうね。さもなくば事件はまた何処かで繰り返します。


それか国がベーシックインカム、最低保証賃金制度を導入し、比較的に低賃金で働く人々を生活に困らない様にする事です。


いつまでも「竹中平蔵が悪い」と言ってみたところで解決策にはなり得ませんし、竹中平蔵は「構造改革した代わりにセーフティネットを作らなかったのが失敗だった」と述べてます。


セーフティネットを作らなかったからこうなるのです。


いつまでも戻れない昭和を妄想しベーシックインカムに反対していても構いませんが、明日被害者になるのはそういう人々かもしれません。


日本は現実によってでしか変わりませんから、今回の事件も浜辺に吹いた風が砂を飛ばす様に直ぐに忘れ去られて、日本はしばらくはこのまま経済成長も分配もなく、色々な事件が起き続けるのでしょうけど。


また、現実から否定される事と言えば、藤井聡の「インフラ論」も現実が効果が限定的で労働者不足から否定されます。




引用


運輸省(現国土交通省)を経て参院議員から知事に転じた荒井氏を巡っては、高齢多選への批判があるほか、公共事業に重点を置いた県政運営を疑問視する声も上がっていた。2022年9月に高市氏が県連会長に就くと、高市氏に近い議員らが世代交代を模索するようになる。その中で12月に出馬を表明したのが、高市氏の総務相時代の大臣秘書官で、いわば「側近」の平木氏だった。


引用終わり



インフラを造る方の労働者不足どころか、JR北海道については運転手まで離職者が相次いでいます。


離職相次ぎ待遇改善急ぐ「入社数カ月で次々辞めている」




こういった現実から「インフラで日本経済復活」は明確なデマであり、優先されるのは減税やベーシックインカムなどで可処分所得を引き上げる事に加えて最低賃金も引き上げるべきです。


正社員が賃上げするならば最低賃金を引き上げて何が悪いのでしょうか?





最低賃金を引き上げないならば正社員の賃金も引き上げないのが正しい主張であり、どちらか片方だけを上げるのをヨシとする主張こそ差別であります。


繰り返しになりますけど、それが嫌なら非正規雇用、パートアルバイト、派遣、技能実習生などを企業は使わなければいいだけです。


企業は正社員だけでやったらいい。それかその会社でしか通用しない経験や技術しか持たない為に、ボンクラが会社にしがみつくだけの正社員制度をなくすかです。


利益は定員制の正社員のみに分配したく、余剰人員を雇いたくないなら雇わなければいいです。しかし失業者には政治が真正面から死ねと言えない以上、ベーシックインカムは必要です。


何故に正社員のみ賃上げなのか?こういう現実があるとするなら、この事が不景気や需要不足、はたまた少子化の原因です。


最低賃金について私的見解を述べるならば、制度として雇用期間で労働者をクビにするのは構わないにしても、今時は時給1000円程度で労働者を集めようとするのが無理な話しで時給1000円では生活が成り立たず、仕事を失えば貯金すらないので犯罪か足元を見られて再度派遣会社に就職する様なスパイラルにハマります。


日本共産党などは20年ほど前から「最低賃金1000円!」などとやってますが、もう20年前の1000円は現在では700円位の価値しかありません。


まあ、とにかく日本企業ってのはケチ臭くてそれで全体で沈む現象、つまりケチを主張する事で巡り巡って少子化や犯罪多発などで脚元を救われてますね。


そして三橋貴明などは「GDP教」「成長信仰」に囚われ、「供給力」に拘る為に企業を存続させる為に「最低賃金引き上げ反対」と主張しますが、はい残念でした。


労働者がいません。それは何を意味するか?「企業が存続出来ない」です。


https://www.newsweekjapan.jp/kaya/2023/03/post-226_1.php








賃上げで労働者を囲い込まなければ、労働者を集められない企業はどちらにせよ潰れるんです。


設備投資で少ない労働者で回せるならまだしも、これも「企業からの手出しによって企業がお金を使って設備を買う」ことになりますから、ケチは通用しません。


賃上げ人材投資、設備投資も出来ない様な無能、ダメな経営者は淘汰されるべきです。これこそ「自己責任」です。


低賃金の奴隷を使い続けても、労働者のモチベーションや能力から提供するサービスの品質が劣化、マンネリ化する様ではこれもそういった企業は潰れるという道が待っています。


資本主義とはそういうものであり、弱肉強食の新自由主義なら尚更そういうことです。


競馬界もストなどの話題が出て来てますが、各業界の労働者は強気になるべきですね。






この様な現実が賃上げを否定する胡散臭い三橋貴明を否定しています。


企業が金を出さずして人集めや存続をしようだなんて、そんな甘い時代は永久には続きませんのでね。


彼らは日本政府に自分の企業への投資をしてもらおう、設備を日本政府に買ってもらおうと考えているのでしょうか?


一般的には設備を買う場合はその企業が借金するなりして購入するものですし、賃上げも自分の身を削って従業員に支払うものです。


一体、彼らは何の為に財政出動を主張してるのでしょうか?


私は「現実によって否定する」「現実が世論を動かす」と言って来ましたがその時が様々な側面で近づいてます。


三橋貴明「賃上げなんてしたくない、ねぇ、ケチな中小企業の経営者の皆さんもそう思うでしょう?」


そうは行かない現実が迫ってるんだなあ。


少子高齢化でケチで腹黒い企業は労働者の誰も相手にしない時代です。




この秋田に続く日本海東北自動車道は延長工事が行われています。




まあ、過疎地を通る国道7号線が渋滞なんて一度もないですから、これが出来てもあまり変わらないですけどね。有料なら尚更皆さんは下道を通る事になるでしょうね、