旅人の季節と日常

アメブロから引越して来ました。

秋の気配と各詐欺師

八月も終わりに近づいて秋の風を感じるようになってきました。


蕎麦の花が咲いたようです。

そういえば3年前に松本市に越してきた時も八月ですぐに蕎麦の花が咲いてるのに見とれていました。


夜は夜で秋虫の声だけが聞こえて実に静かな夜です。

色々と調べたり、部屋のレイアウトを考えるにはこの静けさがちょうどいいです。


本日はショートメールで詐欺メールが来ました。

宅配便を装って「荷物を持ち帰りました」との文章が打ってあり、リンクが貼ってありました。

リンク先はアップルIDとパスワードを入力する画面になり、ここで個人情報を抜き取られます。

安易に入力しないように気を付けましょう。

しかし悪い人間がたくさんいるものです。

詐欺と言えば政界や言論界、メディアでも横行しております。

政界は自己やそれに関連した既得権益優先なのはよく知られています。メディアも同じです。

言論界でも自己の利益に沿ったことを言う人もいて、①「増税すれば景気が良くなる」②「ベーシックインカムの導入をすれば賃下げが起きる」③「安倍元総理は保守で中国韓国、財務省と戦っていた」④「諸悪の根源は財務省」などと意味不明なことを言う人がいますが全部出鱈目です。

①については馬鹿でも嘘と理解できます。

②も少子高齢化で人手不足の世の中で、数万円を企業が労働者に配ったからといって労働者が転職してしまうような賃下げをするはずもありません。給付系の施策は数々あって児童手当などもありますが、これがあるからといって多数の国民が働かないとかそういう現実はありません。額の問題であって毎月30万も40万も政府が配っていたら労働者の数は多少は減るでしょうが、5万や6万、10万配ったところで多数派が働かなくなるとは思えません。

③についても今さら説明することもなく「NO」です。

④については我が国は法治国家でありますから財務省が悪い悪くないということを論じても全く意味がありません。悪いから何なんでしょうか?「太陽や月が悪い」と言ってみたところで私たちは何もする術がないのは明白です。

ではなぜ彼らはこう言うのでしょうか?一つはビジネス、もう一つは自己保身です。

財務省が悪いとしきりに言っている方々は大体が自民党支持者であると同時に安倍信者です。しかし小泉政権、安倍政権で実質賃金は下がり続け、いわゆる売国政策が続きましたから、これを自分が支持したことによる非難を避けたいが為に「財務省が悪い」と意味不明なことを彼らは言っているのです。その他、「無能な与党議員への非難を避けたい」という思惑もきっとあるのでしょう。

財務省は法に沿って政治家などにレクチャーし仕事をしているわけでして、違法行為、すなわち犯罪を犯しているわけではありません。もしそうでないなら財務官僚は逮捕されてしまいます。この小学生レベルのことを大の大人が言うというのはハッキリ言って詐欺行為です。

私たちは間接民主制で政治家を選び、政治家に意見を代弁してもらっているわけでしで、これが機能しないのはこのシステムが悪いのか、選んだ政治家が無能なのかのどちらかと考えるのが通常の思考回路です。

現行の法やシステムを無視して「財務省が悪い」と言ってみたところでアホか?と思われるだけですが、彼らはB層戦略といって馬鹿を洗脳、相手にすることにより利益を得てるだけですから仕方ないですよね。


彼らについては「よくやるよ」と冷めた思いを持ちながら、私は私でまだ働く予定も何もありませんが自分の時間を有意義に過ごしております。


夏は暑すぎて嫌でもありますが、夏が終わりそうになると名残惜しさから一抹の寂しさを感じてしまいます。