途中、菜の花が咲いていて休憩がてら車を降りて写真を撮ってみました。
前回来たのは3月の初旬だったでしょうか、まだ雪が残っていましたから。
駐車場に到着すると車が満車に近い状態で、停めれる台数は少ないですが臨時駐車場も開設されていました。
関東方面のナンバーの車も多々見かけましたが帰省でしょうか。
さあ入り口に到着。
この前は雪で諦めた石段を下り、
先ずは社がいくつか並んでいる場所を抜けると、
「須賀の滝」に到着です。
外国人観光客もちらほら見かけました。
(神橋)
滝の下まで行き、
続いて、歩くと直ぐに国の特別天然記念物の「爺杉」がある場所に来ました。
推定樹齢1000年といわれ、「千年杉」とも呼ばれてるそうです。
「婆杉」もあったようですが台風か何かで折れてしまった様です。
樹齢350年から500年の取り囲む杉並木にも癒されます。
それからさらに奥に進むと直ぐに国宝の五重塔の塔があります。
厳かですね。
東北地方最古の塔である五重塔の塔を見学し終わり、
それからが、石段の坂、坂、坂、の連続でした。
一の坂です。
この辺りまでは私は元気でした。
平坦な場所に出たと思ったら、、
二の坂です。
これがまた急でして。。
私はここで残念ながら三の坂を登る気力を失いギブアップし引き返すことにました。
この前、車で羽黒山神社には⛩参拝し御守りも購入しましたので、まあいいかと。
三の坂の途中にはパワースポットである縁結びの神様「埴山姫神社」が⛩ある様でして、良縁を求めてる方は行ってみてはいかがでしょうか。
登りと降りで老若男女、計150名ほどの方とすれ違いましたが、皆さん元気で「三の坂」を登り頂上まで歩かれてるようでした。
中には犬を🐕連れた方々もいて犬🐩の方は人より平気そうな顔をしておりました。
因みに石段で行き交う人々の誰もマスクをしていませんでした。マスクして石段登ったら酸欠で倒れますしね。
しかし皆さん修行僧の様に黙々と石段を登っていましたね。何かを信仰している様な、日本人特有のドMな感じで苦しみに耐えながら登る。。。みたいな印象を受けました。
そんな事を思いながら石段を下っていると、ほら貝の音色が聴こえて来ました。
うーん、空耳かなあ、と五重塔まで来ると、
山伏の方々でした。
何やらGWと夏休みの盆までの土日はイベントも兼ねてるようでして、11時から14時まで山伏の方々と写真が撮れるようです。
はあ、
しかし、
須賀の滝を通り過ぎ、最後の石段を登ってやっと帰って来ました。
今回私は序盤に早歩きで飛ばし過ぎてバテてしまいましたが、石段を登り切るコツは「同じペース」で登ることだと思いました。
さて、お腹が空きましたし喉が渇きましたので、鳥居から⛩直ぐ近くにある、お休み処「Zuisin門」さんでお蕎麦をいただくことにしました。
先ずはビール🍺
うめぇ。。
お蕎麦にしようと思っていたのですが、庄内地方の郷土料理「麦切り」をいただく事にしました。
それに別注文で山菜の天麩羅を。
「麦切り」ほ恥ずかしながら本日初めて聞いた言葉なのですが、茶蕎麦の様な色合いですが蕎麦粉は入っていないようです。
一体これは何だろう?と。
蕎麦でもうどんでもない、かといって私の知る冷麦でもソーメンでもない。うーん。
ま、細かいこたあ、この際何でもいいと食べ始めました。
汁には、わさびではなくて「ねり辛子」をつけて食べるようでして、これも初体験でしたが美味しかったです。薬味の横に筍のわさび付けが添えてあったのですがこれがまた美味しかったです。
食べ終わった後、このお店の裏手にある小さな集落を歩いてみましたが、まあ寂れてました。
活気もなく古びた家々と骨組みだけの住宅、明らかに老人だけが住んでいる様な感じでありながら、電柱の電灯だけが夜の灯であろうし昼間でも木々のざわめきや風の音、鳥の鳴き声しか聞こえないひっそりとした場所。
小さな田んぼ…。
宿坊がある側の集落はしばらくは存続するのでは?と思った反面、「ああ、こちら側の集落はその内になくなるのだろう」と確信してしまいました。
1時間半の登山と30分ほどの散歩をして、すっかり疲れてしまった私は車の中でいつの間にかそれから3時間ほど寝てしまいまして、
帰りは温泉♨️でひと汗流すことにしました。
本日は「山伏」に出会えたので、それに因んで「やまぶし温泉♨️ゆぽか」に行くことにしました。
入泉料450円です。
タオルを忘れてカウンターで買いましたが、ここは清潔でしたしいい湯でした。
それなりに満足し、
いい日でした。
夜明けも早くなりましたし日が長くなりました。。