本日は五月晴れで暑かったですね。
「夏草や兵どもが夢の跡」と松尾芭蕉の奥の細道で有名な平泉、中尊寺です。
国道4号に並行して走る県道302号線を通って向かったのですが、これはいわゆる長野県伊那市や駒ヶ根市に似た農道です。
両脇に田畑が広がり、信号機もほとんどなくて景色もいい道路です。ちょうど農家の人達が耕運機みたいなのに乗って田んぼを攪拌していました。ユンボに乗ってるおじさんも見ましたね。
中尊寺に到着すると第一駐車場は満車でして、第二駐車場に停めました。料金は400円です。
さて、ここからが大変です。
長い坂があり結構な勾配です。途中から砂地になります。
お城やお寺、神社などは坂の上にあることが多いですよね。
暑さを体に感じながらも到着しました。
蛙の声が聞こえてました。
「夏草や兵どもが夢の跡」
栄華を誇っても滅びたのは現代のバブル崩壊と重なるものがあります。自然、夏草だけは青々と生い茂っている。
「人も旅人 われも旅人」
中尊寺といえば中尊寺金色堂がございまして、松尾芭蕉が中尊寺金色堂を見学した時に詠んだ俳句がこれですが。
「五月雨の 降り残してや 光堂」
私が金色堂を見学するのはまた今度にしようと思いました。
何となく疲れていて紅葉🍁綺麗な時期にまた来れたらと思いました。
私は中尊寺界隈をひと通り散歩した後に月見坂に向かい帰ることにました。
お蕎麦屋さんなどは並んでいて入れずでして、休日は何処も観光客で一杯ですよね。駐車場に停まっている車のナンバーは横浜、品川、習志野、秋田、仙台、大阪など様々でした。
しかし緑と青空って気持ちいいですよね。お寺や神社も⛩心が落ち着きますし。
夏草といえばこの歌です。あれからもう21年ですか。時間が経つのは早いですね。
夏草が流れてく イタズラに ちぎられ 捨てられて
朝を待つ 波に 身をまかせ 戻れない場所を思ってる
夏草が流れてく 蒼いまま 飛ばされ 吸い込まれ
朝焼けに朱く染められて 戻れない場所を思ってる
終わらない旅を続ける...