はい飛島観光の続きです。
昼食をとった後に散策に出掛けました。
有料で自転車も借りられたのですが、(1時間1000円、3時間1500円だったような…。)時間がある為に徒歩でのんびり行くことにしました。
私はちょうど飛島の背骨に当たる部分を島の端から端まで歩いてみる事にしました。
道の両サイドは雑木林です。
(島の標高が高い部分にこういう感じの道が一本背骨の様にあり、島の端から端まで続いてるようです)
途中、カメラを📸抱えた旅行客と行き交ったのですが、バードウォッチングをしてる風でした。
ホントに何も無い島でして、釣りをしに行くか、バードウォッチングか、ウミネコを見るか、旅館などで海の幸を食べるか?くらいしかする事がありません。
因みにですが、飛島へは車やバイクなどの持ち込みは出来ません。釣り人は恐らく旅客に泊まり、その旅館の人々から釣り場まで送迎されてるのではないか?と想像しました。
旅館やフェリー乗り場から徒歩だと、島の反対側などには時間がかかり過ぎて行けませんから。
ふと、海岸線まで出れるけもの道があったので降りてみる事にしました。
田下海岸というらしいのですが、これは無駄に体力を消耗しただけで失敗でした。
この雑木林にテントが🏕一つ張ってあり、役所か何かの張り紙がしてありました。ホームレスの方でしょうか?何て少し思いました。しかしロビンソン・クルーソーじゃあるまいし、何も無い島で野宿は出来ないでしょう。
もう一つ失敗したのが、散策する前に飲み物を買って来るのを忘れた点です。自販機はフェリー乗り場周辺の海岸線に数個ある程度です。
草むらを掻き分けないと浜まで出れない様で引き返しました。
そして再び背骨に当たる道を歩き始め、「源氏盛、平家盛」という場所に辿りつきました。
土を盛っただけのお墓の様でした。
ここまで歩いて来るのに1時間半はかかった為、体力の限界を感じ、島のフェリー⛴乗り場とは逆側の海岸線に出てみることは諦めました。
それからはフェリー乗り場のある海岸線に出て乗り場まで帰る事にしました。
鳥海山が綺麗です。
海岸線沿いにテキ穴という洞窟があったので入ってみました。
特に何かがあるというわけではありませんでしたが、小学生の頃に入って遊んだ防空壕を思い出しました。
洞窟を出た後は「この町のメインストリート わずか数百メートル」と浜田省吾の歌を思い出しながら建ち並ぶ家々に目をやりました。
しかし、
寂れていて、
この島はいずれ無人島になるのではないか?と思ってしまいました。
寺も閉まっており、営業していない旅客や民宿、民家の空き家も目立ちました。
インフラがどうこうという話ではありませんよね。
喉が渇いていたために、フェリーの待合室でアイスを買って食べ、それからほどなくフェリーが到着して来たので時間的にはちょうど良かったです。(飛島に上陸し最初に昼食をとり1時間半くらいレストランにいましたので、ウォーキングは3時間くらいでした)
(久しぶりに買ったジャイアントコーン200円)
帰りの定期船は行き程の乗客数ではなく、乗って来た半分くらいの人々は恐らく泊まりなんでしょう。
(フェリー代、往復で4280円)
行きは上下に揺れたのですが、帰りは全く揺れず僅か1時間ちょいの乗船時間内で寝てしまいました。
9時30分発の定期船で帰りは15時45分の最終便ですから、滞在時間は凡そ5時間もあったのですが、
あっという間に日帰り旅行の終了です。