旅人の季節と日常

アメブロから引越して来ました。

アベノミクスは失敗だったという正しい認識

二郎系?次郎系?とにかくそれ系のラーメンに唐揚げ3個付けてみました。




今宵はこの様な記事を見かけました。


アベノミクスは失敗だったという認識なのは私もこの方と同じです。


財政出動が足らなかったからのアベノミクスははしていない」というのは悪質なデマです。


これを含めてアベノミクスは失敗です。





引用


アベノミクスの第3の矢は文字どおり「成長戦略」です。ただ、それは安倍政権に限らずこの何十年も歴代政権が打ち出してきたことです。経済学はここ数十年、サプライサイド(供給重視)が主流だったので、政治も経営者も「供給側さえ強くすれば景気がよくなり経済が強くなる」という発想になっています。あとはトリクルダウンで生活者も豊かになるという発想ですね。それがまちがっていたのでしょうか。

水野 供給サイド経済学の大本はイノベーションです。技術革新を起こさないといけない。近代社会のイノベーションというのは、より遠く、より速く、でした。ジェームズ・ワット(1736-1819)が開発した蒸気機関がもたらした効果を、当時のジャーナリストは「結合」と言ったそうです。欧州と米国をつなぐ定期航路ができて大陸がつながったのです。何月何日の何時ごろに欧州からの荷が米国の港に届く、ということの確実性が増しました。」


引用終わり


第三の矢の成長戦略については私は宮台真司氏の「既得権益を動かせなかったから」が正しいと思います。正確に訳すと「それを市場から退場させることが出来なかったからイノベーションが生まれなかった」です。


また「機動的な財政出動」を直訳すると、機動的であるのですから安倍など政府が不必要と思えば財政出動はしませんし、そもそもアベノミクスはこの記事の方の言う様に資本側の論理を実行することを目的としたものです。


藤井聡などは「土建仕事を拡大してピンハネするヤクザ飯場や大手ゼネコンなど資本側を儲けさせたいから」財政出動を主張してるだけであり、私などは直接給付や減税を主張しております。


かつて自民党の甘利は安倍政権下でこの様に言いました「誰かが海外から稼いで来なければならないのです」と。


経団連加盟企業などのグローバル大企業が海外で稼いで来れば日本国内でその富が滴り落ち豊かになるという論理です。


しかし日本の構造改革を主導したかの竹中平蔵も言っている通り、「トリクルダウンは起こらない」のが現状です。これは竹中平蔵が詐取する為に日本を構造改革したので当然な結果ではありますから、至極当たり前の話しです。何も竹中平蔵が言う様なことではありませんが。



その竹中平蔵を「愛国者」と呼び、小泉竹中路線を継続した安倍は資本側、供給側の国際競争力を強める為に派遣法を改悪したり移民法を解禁したり規制緩和をしましたがこれは失敗でした。


安倍は殺されて当然の人物であり、もはや現代の個人主義社会では誰が殺されようが他人は気にも留めません。


TPPや領土問題、経済問題において売国しかしなかった政治家は寧ろ躊躇なく殺すべきです。


政治家、日本政府は一般国民を殺す言うとるのに何故国民側が政治家を殺してはいけないのかが全く分かりませんね。


偉くも何ともないただの馬鹿、世襲のボンボンなんか顔面蹴り上げるなりリンチするなりして殺せばいいのです。ゴミはゴミ箱へ捨てるのが正しい選択です。


アベノミクスそのものの結果について述べると上記の記事の様に「企業は内部留保だけを溜め込んで分配しなかった、おまけに付加価値、イノベーションを生み出さなかった」が正しい見解です。


こういった事から「GDP教」「成長信仰」についてももう辞めるべきだと私も思います。「成長すれば分配がある」というのも「誰かが稼いで来れば分配がある」というのと同じ様なデマです。



引用


「成長重視の新古典派学者らは、限界生産力を上にシフトさせることがイノベーションだと言っていました。そうしないと限界効用がどんどん下がって、いずれモノを作ったときの効用はゼロになってしまうからです。でも今の日本でいえば、スマホを新しく作っても、2年前に買った消費者はもう買いません。買い替える人がいたとしても、2年間でスマホの機能がどれほど変わったのかと思うでしょう。消費者もだんだん気がついています。」


中略


でもケインズが言うように1日3時間労働で、あとは余暇に使う、というイノベーションだってありうるのではないでしょうか。生産はロボットやAIに代替させ、人間は1日の大半を趣味のために使えるようにする、ということはあり得るわけですよね?

水野 でも趣味を、より速くしてもらっても困ります。個々人がそれで生活が充実していると思えるようであればいいのですが。

――ケインズも著作で余暇をもて余すのではないかと心配していました。でも週15時間労働なら週の大半をボーっと過ごす自由も手にできるわけですね。そういう時代になるのだとしても、世の中にアニマルスピリットを維持してイノベーションしてくれる人もいくらかは残るでしょうし、必要ではないでしょうか。

水野 明治維新後のチョンマゲと一緒です。アニマルスピリットもいずれ「いつまでやっているの?」ということになるのではないですか。


引用終わり


すべてAIに置き換えるのは無理でしょうが、労働教の様にいつまでも働け働け言ってても豊かにはなりませんから、それならば余暇を増やし、ベーシックインカムを導入し、より自由に生きた方が得策です。


安倍の「働き方改革」はホワイトカラーエグゼンプションの焼き直しで企業の賃金負担を減らす為ではありますが、これは結果として功を奏して労働時間を減らす事に貢献した様です。


余暇を使って考える時間を増やせば、人々がイノベーションを生み出したり、民主主義を今よりマシな結果にするなどより良い効果が生まれるかもしれません。


私は経済や生き方について昭和の既成概念を取り払う事が重要だとも思います。(但しホモへの既成概念というより、人々は本能的にホモは気持ち悪いとDNAに埋め込まれいるのでこれを取り払うのは未来永劫無理です、また何もかも取り払うと基準が分からなくてなる為にその国の伝統は重要です)


藤井聡の公共事業推進論も大きなお世話であり、人は自然災害には勝てません。生産性の向上だ、防災だなんだと理屈をつけて国土を改造しようとしますが、現在でも必要な公共事業は行われていますし、公共事業は生産性の向上や強制労働をさせGDPを増やす目的で行われるものではありません。


馬鹿しかいない日本国内において、特定の業界、既得権益に予算をつけようとするものにはいい加減にウンザリです。


馬鹿だけが柔軟に考えることが出来ず、一歩踏み出す勇気さえなく、偶然でしかなかった昭和のビジネスモデルや労道にこだわって他人を巻き込む。


そんなに働きたければ、


他人をアテにして他人に土建仕事や低賃金の強制労働を科そうとするより、テメェが他人の2倍3倍働けばいいだけですね。



そろそろ頭のいい人達や直感が優れている人々は気がついて来ているはずです。


無意味な資本主義、その労働、しいては人生や長生きに。惰性が続いているだけですね。