旅人の季節と日常

アメブロから引越して来ました。

地方移住とベーシックインカムと雇用の流動性

おでんを🍢作り、酒を飲みながら🍶晩酌していたのですが、


こんな記事を読みました。




引用


「3 自由な働き方の増加が企業組織も変える技術革新は、働き方のみならず、企業や経済社会全体のあり方を大きく変革させる。自立した自由な働き方が増えることで、企業もそうした働き方を緩やかに包摂する柔軟な組織体になることが求められる。また、変化のスピードが速くなることで、企業自体がそれに対応するために機動的に変化せざるを得ない時代がやってくる。


企業に所属する期間の長短や雇用保障の有無等によって「正規社員」や「非正規社員」と区分することは意味を持たなくなる。2035年ごろには、企業という従来の組織はミッションや目的が明確なプロジェクトの集まりとなり正規社員と非正規社員の区別はなくなる、つまり、企業が正規社員を内包することをやめる、とも読める。


現状において、賃金・待遇面で大きな差がある正規社員と非正規社員。だが、努力を重ねて正規社員の椅子を確保しても、一気に非正規の待遇へと押し戻される日が来るのかもしれない。」


引用終わり。


やっぱりそうだよなあ、と。





その前に、


おじとらさんが長野県塩尻市にある東山食堂に寄った様です。


私もおじとらさんが3年前に「たけしのニッポンのミカタ」で東山食堂を紹介してからかれこれ10回は東山食堂に行きました。


  

ジンギスカン焼肉が美味しくて、またタレがなんとも美味しいのです。


ジンギスカン定食は1000円くらいで食べれてリーズナブルですし。


いつの間にか東山食堂は長野県茅野市松川町と2号店、3号店も出してたのですね。知らなかった、、行かねば。







東山食堂がある塩尻峠には他に焼肉店が一つあって、松本市方面からですと峠の頂上辺りで塩尻市から岡谷市に入るわけですが岡谷市にある諏訪湖を望める「縁結び」さんです。




(縁結び)


こちらも義経鍋でジンギスカンが食べれるわけですが、地元の人によっては東山食堂さんより縁結びさんの方が好きだと言われる方もいらっしゃいます。



(縁結び)


私は東山食堂さんの方が味や店内の煙さ、食後の無料ソフトクリームなどインパクトがあると思います。




(東山食堂)


(東山食堂)




さて、この「東山食堂」「縁結び」の2つのお店ですが、公共交通機関では行けません。


峠道は舗装されたいい道路ではありますが坂道は長く最寄りの駅から歩くとなると3時間以上はかかると思われますし、舗装された峠道は歩道が無い部分があった様に思います。自家用車かバイクになるでしょう。


路線バスもありませんし自家用車やバイクが無い人はタクシー🚕で行くしかないのではないでしょうか。


たまに自転車のマウンテンバイクで🚵‍♀️峠を越えてる人もいますが基本徒歩や自転車、原付バイクで峠越えは無理です。


そこで誰もが車を持つのが地方住みの常識です。


これ無しで「東京一極集中解消❗️」と叫んでも無理があります。「地方って車必要でしょう?俺貧乏だし車どころか免許持ってないし」という若者が東京など都市部に集中するのは必然でして、地方の企業がいくら若者が欲しくても条件が揃わなければ来ません。


現在行われているインフラ論は大体が新幹線やリニアであり、地域密着型、人口移住型の施策ではありません。観光客用の移動手段やサラリーマンの出張タイプの乗り物であって、松本市に移住して来て「じゃあ塩尻峠の東山食堂に行こうか?」となっても車無しじゃ行けませんのでね。


新幹線やリニアを頻繁に使うビジネス、生活スタイルは一部の人だけです。大多数の国民は1年の大半を同一県内で過ごすのではないでしょうか。


日本の未来があるかないかの瀬戸際が迫っている時間が無い中で、地方鉄道を細かく敷くのは近々には現実味がないですし、路線バスが県内を縦横無尽にあればいいのですがそれも無しです。


となると自家用車を手に入れる。


移住に限ってはそれ以前に住宅を手に入れる事が必要です。


国や自治体、企業などが金を出さずして、或いは渋ったり条件を色々付けたりして「東京一極集中が困った、地方に若者がいない」と言ってみたところでこの問題は永久に解決しませんのでね。


ですから雇用の流動性、人を流動させる最低保証給与やベーシックインカムが必要なのです。


先ずは「労働者がお金の心配をしなくていい事が移住や転職に必要」です。


しかし町の人口が増えてそれぞれが車を持つと渋滞が発生しますが、これは拡張出来る道路からして行くしかないでしょう。それに人口が多い高齢者もじきに車を運転出来なくなり、寿命で死に至ますから現役世代の何割かが地方に移住した位では急激に地方の人口は増えないでしょう。


ですから渋滞の心配もさほど必要ないと思われます。


それよりも先ずは地方は「過疎化」「少子化」「後継者不足による廃業」などが近々の課題です。


しかし先立つお金も無いのにどうやって移住せよというのでしょうか?


セーフティネットを作り雇用を流動化させずして誰が土建業に転職するというのでしょう?


勿論、極少数のレアケースは常識として除きます。


また昨今移住してある人々は比較的金がある人々で、リモートワークが可能な企業勤め人だったり若者でも元大企業の正社員などですね。


地方の土建業にしろ農業にしろ、これらは現場仕事故にリモートワークは出来ません。


余談ですが酪農農家が苦しいそうですが、論理的には日本国民それぞれに金銭的余裕があれば、酪農農家から牛乳をたくさん買うことだって出来ます。何も買った牛乳を全部飲まなくてもいいわけで、供給力維持の為に買ったのですから飲みきれなければ捨てればいいですし。給食や子供食堂に寄付すればいいです。


ただ酪農農家に牛乳を捨てさせ牛を処分させ廃業に追い込むのは違うと思います。


何でも発想の転換だと思います。


田中角栄の列島改造論なんて今更読んで「よしコレだ」じゃありません。道がないから開通させようと田中角栄の時代はなっただけであり、現代日本はそこまでの時代ではありません。


金沢が発展したのは他の地方に観光に行く予定だった人が金沢を選んだだけなのと、インバウンドの外国人観光客を見込んでのことです。


少し考えれば分かりますが、人は身体が一つしかありません。なので旅行に行こうと思った時にAかBかCの何れかにしか同時には行けません。


新しいもの好きの日本人は北陸新幹線で一度は金沢へ行ってみよう、となっただけでその分他の自治体が損しただけのことです。


普段旅行に行かない人が北陸新幹線が出来たので、折角だし冥土の土産に一度くらいは金沢へ行ってみるかね、と金沢へ行っただけですね。


金沢は日本国民が今まで行けなかった僻地ではありませんので、新幹線効果は日本全国で見るとプラマイゼロ、殆ど無しと言っていいでしょう。


問題は新幹線が開通する事により、第三セクターに任される在来線です。この第三セクター化は流れはいずれ減便、廃線になるという流れですから地方住みの住民、特に高齢者、学生、ペーパードライバーなどには不利な流れです。


よって「新幹線、リニアで日本強靭化する」や「インフラで経済発展」はデマであると言えます。


別に新たな高速鉄道はあってもいいですが優先順位が違いますし、今や近未来にどうしても必要なインフラではないのは確実ですね。


お金がなくて地方に移住出来ない若者が東京など都市部に集中することにより私などは有利になるわけですが、将来は私も車の運転は出来なくなり路線バスも在来線も無い地方で野垂れ死ぬことでしょう。


この私には「臭い物に蓋をした言説」は一切通用しませんので、デマか誘導か真実か?は直ぐに分かります。著名人がそれを言おうと真実から離れていた時点で胡散臭を感じてしまうのです。


すべてはお見通しなのですが、直感や胡散臭さを感じ取る能力は私だけではないと思います。


まあ、民主主義国家の真似事をしている我が国日本国は、アホな大衆を扇動すれば勝ちみたいなところがありますので彼らは時と場合によってアホ相手に言説を垂れ流しているだけです。


大衆とは「必要な電力量や代替え電力、上がり続ける電気代」の見込みも一切考えず「原発反対❗️」と言ってる様なアホな人達です。


或いは食料、医療、運送、販売、治安、教育など人は活動しなければ生きて行けないのに「自粛❗️」とだけ言っていたような馬鹿な人達のことです。


考えたらわかるといいますか、考えなくても普通に分かるのが常識人です。


私は風邪はダメで餓死や凍死はいいという理屈が罷り通るクソ社会が大嫌いですね。


そして私には人を騙して利益を得たいという様な、そこまでの腹黒さは元来持ち合わせていませんので、扇動する彼らの様にはなれませんが。。。


ここまで崩壊が進んだらいいんじゃないでしょうか。


好きにすれば。。馬鹿は死ななきゃ治らないと言いますしね。





まとめると、



①土建仕事推進ならば雇用の流動性を図らねばならない。


②雇用の流動性にはベーシックインカムなどのセーフティネットが必要。


③終身雇用や正社員として入った企業が定年まであるとは限らないし、入った会社での技術は往々にしてその企業でしか通用しない。また出来る人間は何処に行ってもそれなりには仕事は出来る。


④東京一極集中解消ならば、労働者に直接車や賃貸契約出来るくらいの支度金を出さねば労働者は移動しない。


⑤その場合でもやはりベーシックインカムなどのセーフティネットの拡充が相応しい。


⑥新幹線などを開通させれば勝手に若者などが地方に移住するというのは悪質なデマ。あり得ない。


⑦今、何が必要でどうしたいのか?が主体的に地方から国民から聞こえて来ない以上、日本の未来には悲観的にならざるを得ない。


⑧あれが危ない怖いとリスクだけを恐れて代替え案を出さない輩は、まともな他人が迷惑するただの馬鹿な存在。


⑨地方に必要な交通機関は新幹線やリニアではなく、路線バスや🚌在来線などの鉄道網。


⑩終身雇用は了見の狭い馬鹿を育て既得権益化して害虫となる。


A.昭和のビジネスモデルは古いしそのシステム、護送船団方式には戻らない。小泉、安倍政権で終わったシステムに固執するのは馬鹿の所業。


B.東山食堂は美味いが公共交通機関では行けないが、美味くて人気のお店なので新たに2店舗開店してた。




以上になります。




さあ〜て、


おでん🍢🍢おでん。



戦力外おじさんも雇用の流動性になりますね。


長野県から日本一周の旅ですかあ、私ももう一度日本一周してみたいですな。




ビーナスラインは冬より夏がおすすめなんだけどなあ。