旅人の季節と日常

アメブロから引越して来ました。

銀山温泉(千と千尋の神隠しのモデルといわれた)と肘折温泉

今晩は、

本日は千と千尋の神隠しのモデルといわれた銀山温泉♨️に日帰りで行って来ました。



銀山温泉♨️は500年の歴史があるそうで一度源泉が途絶えたものの、新たな源泉が見つかり今日に至るそうです。


建ち並ぶ多くの旅館は大正末期から昭和初期に建てられたものだそうです。


本当は宿泊したかったのですが、銀山温泉は♨️東京方面からも山形新幹線があるせいで秘湯ではなくなり、年中観光客で賑わいを見せてる様で、1人旅のプランは銀山温泉内の♨️何処の旅館もありませんでした。


一つだけしょぼそうなホテルのような🏨宿泊施設が空いていましたが、どうせならレトロな旅館に泊まりたいですよね。


なので本日は日帰り温泉♨️と食事のみの予定で出発しました。


日帰り入浴は「滝見館」という旅館と共同浴場「しろかね湯」の2つしかなくて、駐車場は「滝見館」にしかありません。


では共同浴場「しろかね湯」にはどうやって行くのか?というと、銀山温泉街から車で3分ほど下った場所に「大正ろまん館」という土産屋、駐車場があるのでそこに車を停めてバス停の呼び出しボタンを押すと銀山温泉街に♨️待機しているシャトルバスが迎えに来るという仕組みです。



(大正ろまん館)



私は瀧見館に行く予定でしたので迎えのバスには乗りませんでした。


瀧見館へは銀山温泉街に入ったら標識の通りに行き、狭い坂道を登って行くのですが、時間が早過ぎたのか離合出来ない狭い道を大きな除雪車が除雪していて道を塞ぎ通れません。しかも雪の壁の上からユンボが雪を崩してるのか雪の塊が道路上に降って来ています。


なので一旦、大正ろまん館まで引き返し、40分位間を置いて再び瀧見館へ向かいました。


すると今度は無事自家用車にて日帰り温泉の♨️旅館前の駐車場まで到着。



観光案内所に電話すると旅館の前の駐車場を利用していいとのことで、そこに私は車を停めました。


瀧見館は高台にある為に向こうの山々が見えたりして景色がいいです。





(HPを見ると求人が。しかし新卒、中途共にボーナス無しの月給14万円からって、安っ!って思いましたね。これだから日本のダメ経営者はイカンのです、ホテル旅館業に勤めるならより大きな企業に勤めないと何もいい事なんてありません)



日帰り温泉の入浴料金は1000円です。


露天風呂有りで10人位は1度に入れる広さですね。


内湯の温度はちょうど良かったですが、露天風呂は日本全国何処の温泉施設もぬるめが多いですね。


日帰り温泉か2ヶ所しか無い為か後からお客さんが多くなって来て、あまりゆっくり出来ない感じではあり、個人的にはここの温泉♨️施設はあまり気に入りませんでした。


一度来れば十分かなあ、と。



さて湯上がりに瀧見館から長めな坂道を徒歩で降り、温泉旅館街の散策と昼食を食べに向かいました。(坂は急なので70歳を過ぎた高齢者には厳しいかもしれません)



坂から瀧が見えます。なので瀧見館なのですね。


瀧見館の露天風呂風呂からも瀧が見えると思います。






(源泉でしょうか?熱かったです)


旅館が建ち並ぶ町並みを見て、へーっ、と思うも、インバウンド政策が復活したのか中国人、ベトナム人らしき観光客が多く日本語ではない言葉が飛び交っておりました。



勿論、日本人観光客も多く来ていましたね。特に若い女性や若いカップルが。


近年は温泉ブームなのか日本人は貧乏になったせいか若いのに温泉とは渋いですねぇ。日本全国何処のスパにも昔に比べて若い人が多いです。




町並みには旅館の他、酒屋さん、お食事処、駄菓子屋さん、その場で食べれる立ち食いの豆腐のおつまみ屋さん、足湯などが点在しておりました。




さて昼食に蕎麦を食べようと思いました。


最初は瀧見館別館のお蕎麦屋さんに行ったんですが、店に入っても案内されず、声をかけても無視されて、やっと振り向いてくれた店員がお好きな席へどうぞと言ってくれたものの注文も取りに来ず、ダメだこりゃと思い別のお店に行くことにしました。


店内は満席ではないし客もまばらだったのですがこういうお店はダメですね。宿の温泉♨️の方の対応は普通だったので残念です。



気を取り直してメインストリートにあるお食事処へ。


レトロな、って、この銀山温泉街内はどのお店もレトロですが「伊豆の華」さんです。




こちらは先程の糞みたいな接客の瀧見館別館の蕎麦屋とは違って、次々にお客さんが来ていましたし、私が行ったタイミングも満席で少し待ちましたがこちらのお店で昼食を食べて良かったです。




おすすめだった「揚げ出し茄子おろしそば」を食べようと思っていたのですが、実際に注文したのは「鴨せいろ蕎麦」1750円です。




大きめな鶏肉が入っていて蕎麦、出汁共になかなか美味しゅうございました。


ただ、忙しい観光地ですと蕎麦湯を嗜んだりゆっくりは出来ませんね。


ガス灯に照らされた旅館街を見ようと、夕方まで温泉街をぶらぶらする強者もいらっしゃるみたいですが、私は用事が済んだのでそそくさと退散。



さらば銀山温泉♨️!



このまま帰ろうか?と思ったのですが、折角ですからもう一つ歴史ある「肘折温泉♨️♨️♨️」に行ってみようと思いました。



銀山温泉から肘折温泉までは高速を使うまでもなく1時間弱です。


ナビがあればいちいち道順を書かなくても誰でも行けます。


しかし肘折温泉♨️に近づくにつれマジですか?道路脇の雪の壁の高さが銀山温泉より高いのですが。。。


肘折温泉は雪深いそうです。って言われても。


まあ、昨年春先から東北地方にいますんで雪は見慣れましたけどね。



選んだのは時間的にも旅館の日帰り温泉ではなく「肘折いでゆ館」です。


JAF会員割引で400円で入れました。


温泉の色が黄色っぽかったですが温まりました。露天風呂はありませんが肘折の町を見渡しながら身体を洗う事が出来ます。



こちらの温泉にもお客さんはぼちぼち入ってましたが、町は銀山温泉の人出に比べると少なくと言いますか歩いてる人はおらず寂しさが募りました。



(左手に旅館が点在するものの寂しい湯治場風情、付近にはスーパーやコンビニすらありません、いや見かけませんでした)



館内ではラーメンやカレー、とんかつ定食、蕎麦などが食べれる食堂がありましたが時間的にか食堂にはお客さんは1人もいませんでした。





以上、本日は2つも歴史ある温泉街に行けてに非常に満足した1日でした。


しかしまた日帰り温泉♨️に銀山温泉肘折温泉に行くか?となると恐らくもう行かない事でしょう。


個人的な好みからも一度町を見てみて温泉や風情を味わってみれば十分な気かしました。


銀山温泉旅館街の何処かの旅館には一度泊まってみたいとは思いますけどもね。


皆さんも機会があれば一度日帰りで行ってみてはいかがでしょうか。


2名さま以上でもなかなか宿泊の予約は取れないようですが。。。



東京から新幹線で日帰りで行くと以下の動画のこの様になるみたいです。